EasyLanguageでサブルーチン(自作関数)を作成する方法
EasyLanguageはトレードステーションで自動売買するためのプログラミング言語だ。
その名の通り、ある程度は簡単に自前で処理を実装することができる。
ただし、今のところ、紹介されている文献やホームページなどが少ないのが現状だ。
学びの導入としては、マネックス証券がEasyLanguage ホームスタディコースを公開しているからそれを一読するのも良いだろう。
さて、EasyLanguageにて処理を実装していると、簡潔に処理を書きたいという需要が高まってくる。
そのためには通常のプログラミング言語の場合は関数化するなどして実処理を分離したくなるだろう。
EasyLanguageにて自作の関数を作成する場合は、methodという予約語を使用する。
methodの定義はヘルプにこう定義されている。
method 予約語を使用すると、EasyLanguage ドキュメント内に、動作を実行するためのステートメントのシーケンス、それらの動作をカスタマイズするための入力パラメーターのセット、および場合によっては戻り値から構成される名前付きサブルーチンを作成することができます。
構文のサンプルは以下の通りだ。
method double myMethod(int Param1)
var: double myVar;
begin
{EasyLanguage statements}
return myVar
end;
methodは実処理の前(varsの後など)に定義しなくてはならないようなので、注意しよう。
returnで戻り値を返すこともできる。